いかがわしい贈り物たち

この前、エロ媒体へのアドベンチャーの思い出話について書いたばかりだが、今回はより大人になった私を悩ませ、また、友達をハラハラさせてしまった贈り物たちについてお話させて頂きたい。

私がまだ大学に入ってすぐの頃、長く付き合っていた彼氏といかがわしいお店でいかがわしいオモチャを購入した。まだ若かったのでほんの興味本位である。もっというならば、美味しい味のする怪しい液体も同時に購入した。口外はしないが、皆さんもある程度は経験済みだと予測する。

彼との楽しい日々も束の間、アメリカ留学が決まっていた私は当時の彼を日本に置き去りに渡米するに至った。彼とどうなったかは本筋から逸れるので割愛させて頂く。当時、東京に住んでいたので実家の京都へ一度荷物を引き上げてからの渡米となったので引っ越し作業が大変だった。何はともあれ、無事アメリカに入国し、生活も落ち着き始めた半年後に母親が日本から荷物を送ってくれた。インスタント・ラーメンや化粧品などの消耗品が殆どであったが、その中に見覚えのない鞄が入っていた。何かと思い、中を覗いてみるや否や、何故か彼と遊んでいた例のオモチャが佇んでいたである。引っ越しの際にしっかりと隠したはず。どう考えても、母親が私が隠した場所から見つけ出し、移動させて送りつけてきたとしか考えれない。これは、母親の善意なのか悪意なのか、いまだ全く持って謎であるが、今更確認する勇気もない。

余談だが、うちの母親は私がまだ東京にいた頃に、何故かTバック5枚とセクシー・ランジェリー数枚を送りつけてきたことがある。「サティ(現イーオン)で、おばあちゃんと選んだんやけど、なかなか可愛いやろ?おきばりやす!」何をおきばりやすなのか良く分からないが、有り難く使わせて頂いた。

もう一つは逆パターン。入院の為に日本での療養が必要となった友達の長期一時帰国が決まった。彼女は当時のアメリカに住む彼と遠距離となったので、私は彼女の事を思い、アダルト・ショップでアメリカンサイズのマシンを購入した。マーク(仮名)だと思って使ってね♥と添えた。我ながら気が利くではないか。自分で考えて贈ったプレゼントに大満足しながら郵便局を後にしたのであるが、2週間後に彼女から切迫した声で電話が掛かって来た。「田上!プレゼントありがとう、でも実家にあれはマズいよ、危うく家族に開けられそうになったよ!涙」下ネタが暗黙の了解であった彼女の家。デリカシーに欠けた贈り物となってしまったらしい。引っ越しの時に隠し切れなかったアレ動揺、今回も詰めが甘かったらしく自分の行いを深く反省した。

彼女が完治し、アメリカから戻って来てからすぐであるが、今度が私がアダルトショップで例の物を購入しなければならなくなった。前の機械が壊れたのだ。通販で買おうとしていた所「そんなの、面白くない!ショッピングに付き合う!」と申し出てくれたので、二人仲良くアダルト・ショップでデートとなった。

例のお店に入ってみると、仲睦まじいカップルが普通のサイズより、かなり大きめのやつを手にしながら商品を吟味していた。ここまでは普通の光景であるが、二人の間には3歳位になる子供が佇んでいたのだ!子供が怪しげな棒を手に取り、「ママー!これはどう?」と商品を勧めている。もちろん、本人は訳が分かっていない。お母さんは、ちょっと待ちなさい、もうすぐ済むからね、とその光景はまるでスーパーマーケットのようだ。ただ、場所があまりにも間違っている。私と友人はその光景にかなり衝撃を受けてしまった。アメリカは確かにオープンであるが、ここまでオープンだったとは…。例の子供は男の子だったので、彼がお兄ちゃんになる日もそう遠くはなさそうだ。

この大人のオモチャ、掘り出してみると面白いエピソードを持っている人が多かったりするので、個人的には皆さんのエピソードも是非お伺いしたいところ。なにはともあれ、ちょっと恥ずかしいにせよ、この小さな機械で生活が少しでもハッピーになるのであれば、世界は案外平和なのかもしれない。

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