移民局を色気で乗り切る女

友達と、「女である事を利用するとは、どんなもんか」という話になった。

時をさかのぼる事1年前くらい。記憶が薄れつつあるキャバ嬢時代に短期で来ていた女の子(名前も覚えていないが、分かり易くAちゃんとしよう)との、控え室での会話を思い出した。

アメリカの移民局は厳しいので、観光ビザ(約3ヶ月有効)でギリギリまで滞在し、頻繁にそれを繰り返していると入国拒否される可能性があるのはご存知だろうか。アメリカは移民の国なので、不法侵入/滞在者が多く審査が厳しいのだ。

例の女の子も、3ヶ月単位でアメリカに滞在し、何度も出入りしていたらしい。

さすがにアメリカの移民局も入国回数が多過ぎるので、怪しいと感じたらしい。
より詳しく査証内容を調べる為の「別室送り尋問」を毎度喰らっていたそうだ。当たり前である。

「でも、毎度別室に送られて尋問されて、入国させてもらえるものなの?かなりリスクがあると思うんだけど。」と、ある女の子が尋ねた。

すると、Aちゃん「ああ、そんなの簡単だよ。番号教えたり。」

女の子「え、何、どうゆうこと?」

Aちゃん「今度遊ぼうよー!って。」

一同「え、移民局の審査官に?」

Aちゃん「そうそう、結構入れてくれるよ。」

私「もし、その審査官から連絡来たらどうするの?」

Aちゃん「あー、全無視!」

…一同、驚きのあまり絶句。

こいつはたまげた、とは正にこの状況で使いたいフレーズである。

確かにAちゃんは美人ではあったが、私が言うのも申し訳ないがスーパーモデルや女優を思わせる程の容姿かといえば、そうではない。男性を虜にさせる潜在的な魅力がきっと備わっているのであろう。

しかし、とてもドライな子だったので、女特有のネチネチした陰湿さ、計算高さ、不快感を彼女から感じる事はなかった。同じ席で接待した際も気を使ってくれて優しい良い子だなーと、むしろ好感を持てるタイプの子だった。ああ、なるほど、これか、潜在的魅力。

それ以上に、自分に相当の自信がないと出来ないであろう。
あと、彼女は英語もかなり流暢だったのでそれも手伝っての神業である。

いや、それにしても移民局の審査官、しっかり仕事しろよ!

どっからどうみてもジャパニーズ美女で安全そうでも、アルカイダ一味の嫁かもしれないではないか。アメリカ滅亡を企む、世界的凶悪テロリストだったらどうするつもりなのだろう。

審査官「いやあ、あまりに彼女が美人だったからさあ。その上、電話番号まで渡されたら、こいつは、もう入国させるっきゃないと思ってね!hahaha!まーさか、世界的なテロリストだなんて、全く持って想像が付かなかったよ。これが美人局ってやつか!いやあ、参ったよ!」

※西洋人が出てる安っい再現ドラマの吹き替え風で読んで下さい。

ちょ、おっさん、笑い事ちゃう!何が『いやあ、参ったよ!』や!

不法移民に対して、厳しく審査するならするで、美人局に惑わされない揺るぎないプロ意識で仕事に励んで頂きたい。

アメリカの未来が掛かっているのだから。

追記:
勘違いブスが同じ事をして、「ふざけんな!」と後ろ手錠で強制送還されたところで、私は一切の責任を負えない。審査官がオカマかもしれないではないか。個人的には絶対にお勧めしないが、やるなら自己責任で。

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